2015.04.20vol.2ロコモティブシンドローム
最近、体力が減ってきた、筋力が衰えてきた、歩くのがきつい、つまずきやすくなった等ありませんか?
ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)とは
骨、関節、筋肉といった運動器の機能が加齢とともに衰えて、「立つ」「歩く」といった動作が困難となり、「要介護」や「寝たきり」になる、またはそのリスクが高い状態のことです。
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転倒につながる危険性up
寝たきりなど、介護や支援が必要になる
ロコモにならない、転倒しないためには
1. 自分を知る
以下の項目で一つでも当てはまることはありませんか?
- 家の中でつまずく
- 階段あがるのに手すりが必要
- 15分くらい続けて歩けない
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
- 片脚立ちで靴下がはけない
- 2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが困難
- 家のやや重い仕事が困難
この中で一つでも当てはまればロコモの心配があります。自分自身だけでなく、ご家族や知人にも、当てはまる方がいれば、当院の理学療法士と一緒に考えていきませんか?
2. 簡単な運動を行う
例えば、片脚立ちで靴下がはけない場合、下肢の筋力低下、足趾の把持力低下、姿勢のコントロール低下などにより、バランス能力が低下します。当院では、理学療法士がこれらのことを評価し、自宅で簡単に出来る運動指導を行います。
当院ではこのように様々な評価を行い、患者さん個人に合った運動指導や生活指導を行っていきます。
生活習慣を見直し、当クリニックのリハビリ室にて習得した運動を継続して行うことで、出来なかった動作が出来るようになることがあります。
担当者と一緒に簡単な運動をしてみませんか?