2018.10.01vol.43歩き方指導 ~個々にあった方法で~
現代人にとって、ウォーキングは最も身近な健康法です。
近年、健康志向の向上により、ウォーキングやランニングをされる方が増加しています。最近の研究では、週2.5時間のウォーキングで寿命が平均3.4年延びる(米科学誌「PLOSMedicine」2012.11.6号より)と言われており、さらには、骨粗鬆症・認知症予防にもウォーキングは効果的という研究報告も出ています。
しかし、効果を得るためには、毎日20分間正しいフォームで行う必要があります。膝や腰に疾患があり痛くて歩けない、正しいフォームが分からないなどで、ウォーキングを断念されている方もおられるかと思います。
タカハラ整形外科クリニックでは、患者様個々に合った、正しいフォームの歩き方指導を行っています。
医師の指示のもと、理学療法士が歩行動作の分析を行い、痛みなどで正しいフォームでウォーキングが行えない原因を調べ、個々にあった指導を行います。姿勢から上半身~骨盤~下半身の使い方、足の荷重のかけ方など当院の理学療法士と一緒に見直してみませんか?
気になる方はお気軽にご相談ください。
理想のフォーム
- 頭は揺らさず姿勢をまっすぐに
- 目線は真っ直ぐ20m先を見る
- 肩の力を抜いて上肢はリラックス
- 肩甲骨を意識し背筋を伸ばす
- 肘を後ろに引くイメージで腕を振る
(肘を後ろに引くことで背筋が伸び、骨盤の回転がスムーズになる事で脚の振出しがしやすくなる) - 振り出した前脚の膝は伸ばす
- 着地はしっかり踵から
※あくまでも理想のフォームであり、自分の身体にあったフォームとは限りません、身体のどこかに機能異常があると全身連鎖運動が破綻し、痛みが出ます。タカハラ整形外科クリニックでは、まず機能異常の改善を行い、個々に合った姿勢での歩き方指導を行います。
専門スタッフ(理学療法士)が実施すること
- 姿勢指導
- 動作指導(上半身~下半身までの効率的な使い方)
- 治療(筋・筋膜アプローチ、関節アプローチ)
- セルフケアの指導