2023.11.28vol.104テーピングについて~正しく巻くことが大切~
スポーツの現場でよく目にするテーピングについて、あなたはどのくらい知っていますか?
今回はテーピングの目的や効果を紹介したいと思います。
まず、目的は怪我を予防したり、傷めた部位の悪化の防止です。
尚、様々な部位に対応できるようたくさんの種類のテープがあります。
テープの種類
- 固定用非伸縮テープ
非伸縮のため、固定力が強い - 伸縮テープ
布地が厚目で伸縮性、強度に優れている - 自着性テープ
皮膚に直接的に接着せずテープ同士が接着する為、巻き直しが容易で、はがす時に痛くなく、かぶれにくい - キネシオロジーテープ
筋肉と同程度の伸縮があり、筋肉の動きをサポートする - ソフト伸縮テープ
生地が薄く、手で切ることができる - アンダーラップ
粘着剤から皮膚を守るため、下地として巻く
これらのテープを使用しテーピングを行いますが、ただテープを巻くだけではいい効果を得ることができません。使用目的やテーピングを行う部位によって使い分ける必要があります。そうすることで関節の動きを制限したり、圧迫したり、痛みを和らげることができます。そして一番大切なことは、正しくテープを巻くということです。その為には関節や靭帯、筋肉の走行などの構造に考慮し、正しい方法で適切なテーピングをしなければなりません。
そこで、身体の構造を理解している我々理学療法士にお任せ下さい‼医師の診察のもと、理学療法士がテーピングの指導を行っています。
対象者
- 上・下肢の関節の捻挫及び靭帯損傷
- 腱鞘炎や筋損傷がある人
- スポーツをしていて怪我の予防をしたい人
- 仕事で重い物を持つ人 など
気になることがあれば、当クリニックのスタッフに気軽にお声掛けください。