2015.08.03vol.6野球におけるコンディショニング
野球動作(投球動作、バッティング動作、守備動作)において痛みやフォーム不良など、不安に思っていることはないですか?
野球動作において重要なのは下半身、体幹、上半身の動きを連動させてボールを捕る・投げる・打つということです。
この身体の動きの中でどこかに問題があると、身体は連動できずに肘肩腰などにストレスがかかり、痛みやフォーム不良となり、野球活動に影響を及ぼします。
例えば、投球動作において「肘が下がっている」「身体が開いている」などを指摘されても改善されないことが多々あり、言葉では理解できても、動作として再現できないことがあります。これは、関節・筋肉の硬さや筋力低下により、身体全体が十分に使えない結果として、肘下がりや身体の開きなどのフォームになっていることが考えられます。
また、学童期においては、言葉ではなく、投球のイメージ作りを理学療法士と一緒に行うことで動作の改善が得られることが理想です。当院では、理学療法士などがメディカルチェックを実施し、選手個人に合ったコンディショニング方法やメンテナンスの指導および、ケガの予防トレーニングを行っています。
少しでも野球動作において不安(痛みなど)がある方は、当クリニック来院後、医師もしくは理学療法士へ相談ください。
1 理学療法士によるメディカルチェック(時間:約10分)
理学療法士が野球動作における身体のチェックを行います。
1)関節可動域 2)筋肉の柔軟性 3)筋力 4)動作・敏捷性(フォームなど)
選手の痛みやフォーム不良の原因となっている部分を説明いたします。
2 ケガの再発防止・予防の指導
- メディカルチェックの結果により、選手に合ったトレーニングメニューや自分自身で簡単に実施できる身体のメンテナンスを指導します。
- 自分やチーム内で行える障害を予防するための簡単なセルフチェックを指導します。
主な対象者
- 競技レベルの選手(小学生・中学生・高校生・大学生・社会人)
- 中高年の野球愛好家