2019.09.02vol.54変形性ひざ関節症 ~ セルフケアしていますか? ~
当院では、2019年4月から短時間通所リハビリ(介護保険 デイケア)を開設しており、利用者様の約85%の方は変形性ひざ関節症を有しています。
変形性ひざ関節症は加齢に伴い罹患率が高くなり、80歳以上になると有病率は男性 50%・女性 80%と報告されており、特に女性では歩行時痛や関節の動かしにくさ等、日常生活動作に支障をきたしています。
変形性ひざ関節症の治療では薬物療法や運動療法が重要視されており、症状が軽度~中等度の場合は、運動療法やセルフケアによって疼痛緩和効果が十分期待できます。
当クリニックでは、医師の指示の下、専門スタッフ(理学療法士)が疼痛・関節の動きを改善する運動療法および簡単にできるセルフケアの仕方を指導しています。
一度、ひざ関節の痛みを和らげる運動療法にチャレンジしてみませんか?
変形性ひざ関節症セルフケアの対象者
- ひざ関節の痛み・動かしにくさがある方
- 立ち仕事が多い方
- 変形性膝関節症の診断を受けた方
期待される効果
- ひざ関節の疼痛軽減
- 身体の動作・バランス能力向上
- 股関節周囲の筋出力および足趾把持力UP
理学療法士が実施すること
- セルフケア指導→ ご自身での足部調整の方法などをお伝えいたします
- 生活動作 指導→ 立ち上がりや階段昇降など、膝関節に負担をかけない生活動作をお伝えいたします
- 靴の選び方・履き方→ 歩行時のひざ関節への負担軽減を図ります