2017.08.07vol.29手・手指の痛み ~手・手指を頻回に使用することはありますか?~
日常生活において、手もしくは手指を動かした時に、痛みはありませんか?
医療機関を受診しても、 一種の“職業病”と言われ、うまく付き合っていくしかないと諦めていませんか?
例えば、デスクワーク中にパソコンのマウス・キーボードを長時間使用する方、ハサミをよく使う仕事(美容師、トリマーなど)の方、レジ打ち業務が多い方などは、腱や腱鞘の摩擦、筋肉の使いすぎ、筋肉の疲労が原因で痛みを引き起こしていることがあります。
最近では、更年期の女性や出産後の女性で赤ちゃんを抱っこする動作、 また、スマートフォンの頻回操作でも、手・手指の痛みが生じやすいとの報告もあり、痛みを放置しておくことで、さらに症状を悪化させることもあります。
当クリニックでは、医師の指示のもと、疼痛が生じやすい動作を理学療法士が先ず評価し、手・手指を動かした時に生じる痛みの原因を探しながら、患者様に適した施術(疼痛が生じにくい手・手指の使い方指導を含む)を実施しています。
また、手を動かす前に疼痛を緩和させるセルフケアの仕方を、理学療法士が指導しています。
以下に該当する方は、医師もしくは理学療法士へ、お気軽にご相談下さい!
対象者
- 手の痛みでお悩みの方( 腱鞘炎、関節痛など )
- 手指をよく使う方( デスクワーク、パソコン作業が多い方など )
- 更年期・出産後の女性
- 手の動きが硬い方
専門スタッフ(理学療法士)が実施すること
- 身体評価( 疼痛部位・疼痛動作の評価 )
- 治療( 筋筋膜アプローチ・関節アプローチ)
- セルフケアの指導( 疼痛が緩和する方法の指導)
期待される効果
- 疼痛の緩和
- 手・手指関節の動きの改善
- 生活動作能力の向上