2019.03.04vol.48あなたの骨の健康状態は?~骨粗鬆症の予防・その後の運動が大切~
骨密度という言葉をご存知ですか?
骨密度とは、骨の強さを示す指標の1つです。骨は思春期以降に強くなり、その後、適切な運動や食事を行うことで維持されますが、年齢とともに低下し、運動量・食事量が減るといった生活習慣の変化で、さらに低下していきます。
骨密度が低下するということは、骨が弱くなり骨粗鬆症になっていくということです。特に閉経後の女性の場合、女性ホルモンの減少により、骨粗鬆症になりやすくなります。
骨粗鬆症の主な症状
骨粗鬆症の主な症状は、「背中や腰の痛み」「背中や腰が丸くなる」「身長が縮む」などがあります。
しかし、自覚症状がなく、いつの間にか背骨(脊椎)が骨折しているというケースも多くみられます。
他に、尻もちをつく、重い物を持ち上げる等、脊椎に強い圧力がかかった時に骨折することもあります。
そして骨粗鬆症の治療をせず放っておくと、他の脊椎にも負担がかかり、次々と骨折してしまう可能性もあります。骨折の程度によっては脊髄が圧迫され下肢の症状が生じて寝たきりになることもあります。
このようになる前に、自分の骨の強さを知ることが大切です。
タカハラ整形外科クリニックでは、骨密度検査装置を用いて約15秒で骨密度を測れ、また、理学療法士による適切な運動指導も行っています。骨の健康が気になる方、自覚症状がある方は、お気軽に当院スタッフまでご相談ください。
タカハラ整形外科クリニックで行うこと
- 骨密度検査
- 医師による診断・X線検査
- 理学療法士による運動指導・生活動作指導