2024.09.02vol.113足底腱膜炎~繰り返さないために~
足底腱膜炎とは?
足裏の踵~趾の付け根にある足底腱膜は足底のアーチ構造を支えており、荷重時の足にかかる衝撃を吸収し緩和してくれる役割があります。足底腱膜は歩行時に圧迫と牽引を繰り返すため、長時間の歩行やランニング、スポーツをしている方には大きな負担がかかり、炎症が起こりやすくなります。
この炎症が起こった状態を足底腱膜炎といいます。他にも原因として長時間の立ち仕事をしている方や足にあった靴を履いていない方、偏平足や外反母趾の方も足底腱膜炎になりやすいです。特徴としては、“起床して最初の一歩目が痛い”“長時間座った後の歩き始めが痛い”などがあり、放置しておくと痛みが慢性化したり、治りにくくなったりする場合があります。また、1度痛みが軽減したとしても再発する可能性もあります。
タカハラ整形外科クリニックでは専門スタッフ(理学療法士)が、医師の指示のもと患者様にあったリハビリを提案させていただいています。
理学療法士が実施すること
- 身体評価
- 歩行動作の観察
- 足圧測定による歩行分析
- 運動療法
- 体外衝撃波疼痛治療器による除痛
- 靴・インソール・矯正ソックスなどのアドバイス
- セルフケアの指導
期待される効果
- 痛みの軽減
- 柔軟性の向上
- 姿勢や足部のアライメントの改善
- 日常生活動作・スポーツ活動でのパフォーマンス向上
- 再発予防
気になる方は当院のスタッフまでお気軽にお声掛けください。